「鉄の道探検整備」
平成31年 2月24日(日)
大板山で使用された、砂鉄は、現在の島根県浜田市井野から、船で、阿武町奈古港まで運び、ここから大板山まで馬で運ばれたという記録があります。

このいわゆる「鉄の道」を探索しながら、歩けるように藪を刈り開きました。
途中崩れた箇所が何カ所か在りましたが、何とか通れるようになりました。

2月24日「鉄の道」探索整備事業の報告会を行いました。

午前中は、萩市や阿武町の皆さんも参加して、「鉄の道」を郷土歴史家の森本氏のガイドで歩きました。

午後は、たたら館で、島根県埋蔵文化財調査センターの角田徳行博士の「大板山鈩と石見のたたら製鉄」と言う題目でお話しを聞きました。

大板山たたらと、石見地方に展開された鈩の類似点、相違点等がよく分かりました。

楽しい一日でした。

報告会で森本氏のガイドを聞きながら皆さんで歩きました。

←整備され通れるようになりました。
しかし、険しい箇所もあります。
地元ボランティアによる倒木の整理 ↑
シダ刈り ↑